Message for OWLS

FC.OWLSファミリーの皆さんへ

 初めまして。北海道室蘭市出身、元プロサッカー選手の深川友貴(ふかがわともたか)です。

最近では「ふかとも」や「イケメン?」と言われ、全国各地でインクルーシブイベントを開催しています。

インクルーシブイベントとは、障がいの有無や年齢、性別、国籍も関係なく、みんな一緒にスポーツや芸術を楽しんだりするイベントです。

 FC.OWLSの皆さんとの出会いは、自分が北海道でサッカー指導者を始めた頃から、何も分からない自分を、常に優しくサポートして下さった小林俊也U-15監督が、エグゼフのブランドサイトで「ふかとも」を発見してくれたところから始まり、FC.OWLSファミリーの皆さんの、新たな挑戦と取り組みを知りました。

 我が街、恵庭の活性化への想い、そして、地域の子供たちの将来を見据えた、経験豊富なコーチとの活気あるクラブ創り、そして、SDG-sをゴミ拾いという形で実践した社会貢献活動まで行っていることを知りました。このことは、まさにエグゼフと共に自分が代表を務めるFukatomoインクルーシブLab.の活動ともリンクしています。

 FC.OWLSに関わる皆さんの素晴らしい活動内容から、練習での選手たちの真剣な眼差し、そして、オフザピッチで見せる沢山の笑顔も目に浮かんでくるようです。

 今後、小林監督やFC.OWLS関係者の皆さんが築き上げていく、素晴らしい歴史と伝統を、エグゼフというフットボールブランドを通して、共に歩んで行けたら嬉しく想います。

 2021年はスポーツ界にとっても大きな楽しみが訪れる可能性が高まって来ましたが、「ふかとも」が関わり推進している、障がい者スポーツも新たな局面を迎えます。

 障がい者理解にも繋がる、インクルーシブイベント活動をFC.OWLSに関わる皆さんとも一緒に開催出来たら、サッカー選手としても、クラブとしても、地域としても、間違いなくブランド価値が高まります。まずは、雪が溶け、サッカーシーズンの到来とトモに、FC.OWLSファミリーの皆さんと一緒にボールを蹴れたら嬉しく思います。年齢は48歳ですが、まだまだシュート力はあります…あ、あるはずです…(笑)

皆さんが誇る、FC.OWLSというサッカークラブが、サッカーだけではなく、社会貢献も視野に入れ、実践し活動する素晴らしいスポーツクラブでもあるという事を「ふかとも」も末永く語り次いで行きたいと思います。

 春には2年目を迎えるFC.OWLSファミリーの皆さんの、更なる発展と活躍を、心から応援致します。その出会いを作って下さった、小林監督、エグゼフにも、最大限に感謝します!

本当にありがとうございました。さぁ、みんなでサッカーを思い切り楽しみましょう!


【深川友貴氏】主な経歴

北海道室蘭市でサッカーを始め、その後は地元、北海道のサッカー強豪校、室蘭大谷高等学校で1年時よりレギュラー。3年時にはU-18日本代表。高校卒業後は国士舘大学に進学、在学中にバルセロナオリンピック代表に選出される。

大学卒業後はセレッソ大阪へ加入し、1998年にコンサドーレ札幌へ移籍。2001年シーズン終了後に札幌から水戸ホーリーホックへ移籍。その後、2002年に現役を引退した。

現役引退後の2003年からはコンサドーレ札幌でU-18コーチを務め、2011年からは城西国際大学サッカー部のコーチを務め、2015年に退任。そして、現在に至る。

北海道で新しいプロジェクトが始まることに大きな期待を感じます。このような取り組みが、更なる日本のサッカーの発展につながることを楽しみにしています。

【坪井健太郎氏】主な経歴

スペインバルセロナの育成年代でユース年代を中心に指導者として2008年から活動。プレサッカーチームCEO。サッカーに関する著書の執筆活動も行なっている。

代表作『サッカーの新しい教科書』『サッカー新しい攻撃の教科書』『サッカー新しい守備の教科書』(出版 カンゼン)